ななかまどケア

緩和ケア

WHO(世界保健機構)では、2002年に「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して疾患の早期より、痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな(霊的な・魂の)問題に関してきちんとした評価を行ない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることでクオリティー・オブ・ライフ(=QOL:生活の質、生命の質)を改善する為のアプローチである」と定義しました。
緩和=パリアティプは、ラテン語の「パリウム(Pallium)」に由来する言葉で、「マント」という意味があります。緩和ケア理念とは1つのマントで認知症の人とその家族をすっぽりと包んでしまう全人的ケアです。認知症緩和ケアとは、認知症を患ったそのときから、緩和ケア理念である「症状コントロール」、「チームワーク」、「家族支援」、「コミュニケーションと関係」の4本の柱で実施されます。
タクティールケア
タクティールとは、ラテン語の「タクティリス(Taktilis)」に由来する言葉で、「触れる」という意味があります。その意味が示すように、手を使って10分間程度、相手の背中や手足を「押す」のではなく、やわらかく包み込むように触れるのがタクティールケアです。心地よさや安心感、痛みの軽減等が必要なときの支援として行っています。


足浴
足浴は全身の血行がよくなり、足の疲れ、浮腫み、冷えの改善や眠れないときの支援として行っています。




ブンネ音楽
楽器演奏する事は音楽を鑑賞する時に比べ、脳のネットワークをより活性化するとも言われています。当施設では、スウエーデン発祥の音楽ケア「ブンネ・メゾット」と取り入れ支援を行っています。

ブンネ楽器】1980年代、スウェーデン音楽療法士であるステン・ブンネ氏が「音楽ペダゴーゲン」という音楽教育の活動をスタートし、同時に最初の「スウィングバーギター」を製作しました。「ブンネ・メソッド」は、ブンネ氏によって開発された上記の楽器などを使い、今まで楽器の演奏をしたことのなかった児童や障がい者、高齢者などが演奏を楽しみ、自分を発揮しながらグループでの調和を図る方法です。

アライアンス

医療法人社団 慶北会 花田病院
〒072-0001 美唄市大通東1条北2丁目2番5号
連絡先 0126-68-8700
ななかまど美唄館に2週間に1回、往診に来て頂いております。
訪問看護ステーション よろこび 週1回 訪問看護に来て頂いております。
主治医と連携をとりながら異常の早期発見・対応・入居者様の健康チェックをして頂いております。  
医療法人 心和会 心療内科 あおぞらクリニック
住所 〒072-0025 北海道美唄市西2条南2丁目4-20
電話 0126-66-6355
訪問診療 週1回又は週2回
〒072-0012 美唄市東1条南2丁目1-12 電話:0126-66-1234
医療法人 風のすずらん会 美唄すずらんクリニック 訪問診療 週1回又は週2回
吉村歯科
〒072-0007 北海道美唄市東六条北1丁目1-1
 
医療法人社団朋実会 孫歯科医院
〒072-0012 北海道美唄市東一条南2丁目1-12-5
 

人材育成

運営体制

ななかまどでの日常の生活

チームケアの実現のための取組み